海外に住みながら、在宅で働けるWebライター。
時間や場所に縛られず働けるのは大きな魅力ですが、実際に始めてみると想像以上につまずきます。
私自身も、
- 「海外在住って不利?」
- 「日本にいないと無理なのでは?」
- 「そもそも案件が取れない…」
と、何度も不安になりました。
この記事では、海外在住Webライターとして私が実際につまずいた3つの壁と、
どうやって乗り越えたのかを、具体例つきで解説します。
これから始める人が、
「これは自分だけじゃないんだ」
と安心できる内容になればうれしいです。
壁①:そもそも案件が取れない(=スタート地点で止まる)

一番最初につまずいたのは、やはりこれでした。
「応募しても、全然案件が取れない……」
海外在住だと、さらに不安が増えます。
- 海外在住って書いたら不利?
- 日本時間にすぐ返事できないからダメ?
- そもそも応募対象外なのでは?
実際、不採用・無返信は普通にあります。
最初は
「海外にいるからダメなんだ」
と思っていましたが、今振り返ると原因は別にありました。
- 実績が少ない
- 提案文が弱い
- 「選ばれる理由」が伝わっていない
つまり、初心者あるあるです。
最初は誰もが通る道……。
実績がないため、応募しても選ばられる確率はとっても低いです。
私がやった対策①:海外在住を隠さず、むしろ活かす
最初は海外在住をぼかしていましたが、途中から考えを変えました。
海外在住=不利ではなく、
海外在住=差別化ポイント
にすることに。
たとえば提案文で、
- 海外生活の実体験がある
- 海外向け記事・旅行系・語学系が書ける
- 時差を理解した上で対応できる
など、「書ける理由」を明確に伝えました。
私がやった対策②:最初は“完璧な案件”を狙わない
初心者のうちは、
- 条件が良すぎる案件
- 応募数が多そうな案件
は、正直かなり厳しいです。
私は最初、
- 文字単価は低めでもOK
- 継続ありそう
- 指示が丁寧そう
という案件を優先しました。
「実績ゼロ → 実績1」になるだけで、世界が変わりますよ!
最初は「記事を書く経験を積む」感覚で、どんどん応募してみましょう。
とくに海外に関するテーマなら、海外在住者は強いですよ!
私も最初は「何十件応募しても全落ち」でした。
そこで実際にやっていた、海外在住でも通る提案文の工夫や考え方を、こちらの記事で具体例つきでまとめています↓
「そもそも海外から本当に仕事が取れるの?」という不安がある方は、仕組みから解説したこちらの記事もどうぞ↓
壁②:時差・連絡・日本時間のプレッシャー


案件が取れてから、次につまずいたのがこれ。
「日本時間とのズレがつらい……」
たとえば、こんな状況がありました。
- クライアントからの連絡が深夜や早朝に届く
- 朝起きたら修正依頼が来ている
- 即レスできず、申し訳ない気持ちになる
精神的に地味にしんどいポイントです。
このときに私が感じていた不安はこちら。
- 返信が遅いと思われていないか
- 信頼を失っていないか
- 「海外在住だから使いにくい」と思われていないか
でも、ここでも気づいたことがあります。
実は「事前に伝えていない」だけだった
- 稼働時間
- 返信目安
- 日本時間での対応可否
を、最初にきちんと伝えていなかったんです。
私がやった対策:最初にルールを明確にする
提案文・初回メッセージで、必ず以下を伝えるようにしました。
例
現在海外在住ですが、日本時間○時〜○時は対応可能です。
原則24時間以内には必ず返信いたします。
これだけで、トラブルはほぼゼロに。
クライアント側も「想定内」になるので、安心してくれますよ。
応募時に記載しておくと◎!
時差や連絡の不安は、考え方とツールでかなり軽くできます。
私が実際に使って助けられた時差管理・連絡まわりのツールは、こちらの記事でまとめています↓
時差や連絡の不安は、考え方とツールでかなり軽くできます。
私が実際に使って助けられた時差管理・連絡まわりのツールは、こちらの記事でまとめています↓
壁③:このまま続けて意味あるの?と不安になる


案件も少しずつ取れ、作業も慣れてきた頃。
ふと、こんな気持ちが出てきました。
- 単価が低いまま
- 成長している実感がない
「このまま続けていて大丈夫?」と悩む時期です。
当時の私は、
- とりあえず書く
- 言われた通り書く
- 案件をこなす
だけで、先のイメージがありませんでした。
「とにかく案件を取る」ということが目標になり、どんな記事が書きたいかがボンヤリしていたんですね。
私がやった対策①:目的を言語化した
改めて、紙に書き出しました。
- どんな記事を書きたい?
- どんな分野なら続けられそう?
- いくらくらい稼ぎたい?
すると、
- 海外在住の経験を活かしたい
- 初心者向けの記事が書きやすい
- いずれは単価を上げたい
という方向性が見えてきました。
私がやった対策②:少しずつ「選ぶ側」に回る
それまで「とにかく案件をこなす」だったのが、書きたいもの・得意なものを意識して選ぶようになりました。
- すべての案件に応募しない
- 合わない案件は断る
- 得意ジャンルを意識する
最初は怖いですが、
少しずつ「選ぶ」意識を持つことが大切でした。
まとめ|壁を乗り越えるたびに一歩成長します
海外在住Webライターとして、私が最初につまずいたのはこの3つ。
- 案件が取れない
- 時差・連絡の不安
- 続ける意味が分からなくなる
でも、どれも
✔ やり方
✔ 考え方
✔ 伝え方
を少し変えるだけで、乗り越えられました。もし今、



不安で止まっている
自分だけうまくいっていない気がする
と感じているなら、焦らなくて大丈夫です。
海外在住×Webライターは、じわじわ伸びる働き方。
一歩ずつ進めば、ちゃんと積み上がりますよ!










