初心者さん海外在住だと、Webライターの案件は取れないんじゃ……
日本のクライアントに嫌がられそうで応募できない……
こんな不安はありませんか?
私自身も海外在住でWebライターを始めた当初、
「海外から応募して大丈夫なのかな?」
「時差があるって言ったら不利になる?」
と、かなり悩みました。
でも結論から言うと、海外在住でも案件は取れます!
ただし、日本在住の人と同じやり方をしていては、なかなか通りません。
海外在住ならではの「不安ポイント」を先回りして潰す工夫が必要です。
この記事では、
海外在住Webライターの私が、実際に案件を取るためにやった5つの工夫を
初心者さん向けに具体例つきで解説します。
海外在住ライターが案件獲得でつまずきやすい理由


まず、なぜ海外在住だと案件獲得で不利に感じやすいのでしょうか。
理由はシンプルです。
- クライアントが海外在住ライターに慣れていない
- 連絡が取りづらそう、と思われがち
- 時差・納期・日本語レベルへの不安を持たれやすい
これらは、スキル不足ではなく「情報不足」からくる不安です。
つまり、
ということ。
ここからは、その不安を消すために私が実践した工夫を5つ紹介します。
海外在住Webライターが案件を取るためにやった5つの工夫
海外在住Webライターが案件を取るためにやった5つの工夫はこちら。
- 海外在住であることは「隠さず、先に」伝える
- 時差は「不利」ではなく「管理できるか」ことを伝える
- 提案文は「自己紹介」より「不安の解消」と考える
- 最初は「条件の良さ」より「通りやすさ」を優先する
- 実績ゼロでも「書ける根拠」を出す
1.海外在住であることは「隠さず、先に」伝える
意外に思われるかもしれませんが、
私は海外在住であることを隠しませんでした。
むしろ、提案文の早い段階でこう書いていました。
現在は海外在住ですが、日本時間でのやり取りが可能です。
理由は簡単で、
後から分かる方がトラブルになりやすいからです。
海外在住を隠して採用されても、
「時差があります」「返信が遅れます」と後出しすると、
クライアントは不安になります。
最初から伝えた方が、
- 納得した上で依頼してもらえる
- 信頼につながる
というメリットがあります。
海外在住を隠すより、海外在住の強みをアピールするのが◎!
2.時差は「不利」ではなく「管理できる」ことを伝える
海外在住というと、
「時差がある=仕事しづらい」
と思われがちですが、実はそうではありません。
クライアントが知りたいのは、
「この人はちゃんと連絡が取れるのか?」
という一点です。
私は提案文で、必ず以下を明記していました。
- 日本時間での対応可能時間
- 返信目安(例:原則24時間以内)
例文:
時差はありますが、日本時間10〜18時の間は確認・返信が可能です。
メッセージには原則24時間以内に対応いたします。
これだけで、
「海外在住=連絡が取れない」という不安はかなり減らせます!
3.提案文は「自己紹介」より「不安の解消」と考える
初心者の頃ほど、提案文でやりがちなのがこれです。
- やる気があります
- 一生懸命頑張ります
- 丁寧に対応します
気持ちは大事ですが、
クライアントが知りたいのはそこではありません。
海外在住ライターの場合、とくに意識したいのは以下の3つ。
- 納期は守れるか
- 連絡はスムーズか
- 修正対応はできるか
私は提案文で、次の3点を必ず入れていました。
- 納期の考え方
- 修正対応の可否
- 連絡手段(ChatWork・Slackなど)
1.納期の考え方(時差があっても大丈夫と伝える)
ポイント
- 「何日で納品できるか」を具体的に
- 時差があっても納期に影響しないことを先に伝える
例文
納期については、〇〇文字程度の記事であれば 【ご依頼確定から〇日以内】での納品が可能です。
現在は海外在住ですが、日本時間を基準にスケジュール管理をしており、 納期遅延が出ないよう余裕を持って対応しております。
2.修正対応の可否(トラブル回避&信頼アップ)
ポイント
- 修正回数・範囲をあらかじめ明確に
- 「柔軟に対応します」の一言が安心感につながる
例文
修正につきましては、 内容の方向性に関わるものでなければ【〇回まで無料】で対応いたします。
「イメージと少し違う」といった場合も、 遠慮なくご指示いただければ幸いです。
3.連絡手段(レスポンス不安を解消)
ポイント
- 使用できるツールを具体的に書く
- 返信目安の時間帯も添えるとさらに◎
例文
ご連絡は、ChatWork・Slack・ランサーズ(メッセージ)に対応可能です。
通常、日本時間で【平日〇時〜〇時】は できるだけ早めの返信を心がけております。
この3点をしっかり記載すれば、「海外でも問題なさそう」と判断してもらいやすくなりますよ!
4.最初は「条件の良さ」より「通りやすさ」を優先する
海外在住×初心者のうちは、
最初から高単価案件を狙うとほぼ通りません。
私は最初、以下を意識しました。
- 日本語のみ完結する案件
- チャット中心のやり取り
- 納期が比較的余裕のある案件
特におすすめなのがこちら。
✔ ブログ記事
✔ 体験談・まとめ記事
✔ SEO初心者OK案件
「海外在住OK」と明記されていなくても、
連絡方法がチャットのみなら問題ないケースが多いです。
最初はだれでも低単価案件からはじめているハズ……。
最初の1~2カ月は「添削してもらいながら記事の書き方を学べる」と思って耐えましょう。
5.実績ゼロでも「書ける根拠」を出す
初心者×海外在住だと、
「実績がない=信用できない」と思われがちです。
そこで私がやったのは、
実績の代わりに「書ける理由」を示すこと。
今までの自分の経験をフルに利用しました。たとえば……
ブログ運営経験
例文
Webライターとしての実績はまだ多くありませんが、
個人ブログを○年間運営しており、記事構成・SEOを意識した執筆経験があります。
読者目線を大切にした文章を心がけています。
海外生活の実体験
例文
現在海外在住で、実際に現地で生活している立場から記事を書くことができます。
ネット情報だけでなく、自身の体験をもとにした一次情報を盛り込める点が強みです。
使えるジャンルはいろいろ……
・海外生活
・移住/留学
・在宅ワーク
・子育て系、など
海外在住ならではの視点で、一次情報を交えた記事が書けますよね。
過去の職歴・資格
例文1
以前○○業界で○年間勤務しており、
専門用語や業界の流れを理解したうえで執筆できます。
正確性を重視した記事作成が可能です。
例文2
○○の資格を保有しており、根拠のある情報提供を意識して執筆しています。
よくある質問(FAQ)
まとめ:海外在住でも案件は「工夫」で取れる


今回は海外在住者が案件を取るための5つの工夫を紹介しました。
- 海外在住であることは先に伝える
- 時差は「管理方法」を明確にする
- 提案文は不安解消を最優先
- 最初は通りやすい案件を狙う
- 実績がなくても書ける根拠を出す
海外在住だから案件が取れないのではなく、海外在住だからこそ説明が必要なだけです。
今回紹介した5つのポイントを意識して、ぜひどんどん応募してみてください。







