文章を書くのにすごく時間がかかってしまう……
文章を書くのが苦手……
書いた文章が伝わらない……
こんな悩みはありませんか?
私も以前は「書きたいのに書けない……」と悩んでいたうちのひとりでした。
でも、あるライティング本を読んでから文章を組みてて書くことができるようになりました。
5000字程度の文章も、以前に比べるとかなりスラスラと書けるように!
私の今のライティング力の基礎にもなったもの。
それが「新しい文章力の教室」というライティング本です。
今回は「新しい文章力の教室」についての感想をお届けします。
書く前の準備がいかに大切かがわかりますよ!
「文章を書くのに時間がかかる」「伝わる文章が書けない」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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海外在住の40代・男児2人のママ
40代で未経験からWebライターに挑戦。回り道をしてようやく自分のペースで働けるライティング力を手に入れる
Webライター×ワードプレスブログでお金&自由な時間を手に入れる情報を発信中
「新しい文章力の教室」とは
「新しい文章力の教室」は、文章が書けないと悩んでいる人のためのライティング本です。
この本がおすすめな人はこんな人。
◆こんな人におすすめです
Amazon商品の説明より引用
————————-
□ 言いたいことはあるのにうまく伝えられない。
□ どこから書き始めればいいのか分からない。
□ 言い回しに悩んでなかなか書き終わらない。
————————-
著者はコミックナタリー初代編集者の唐木元さん。
月3000本以上の記事を配信するニュースサイト「ナタリー」で、7年にわたりマンガと物販サイトの編集長を務めた人物です。
社内では「唐木ゼミ」とよばれる新人研修も担当しており、この本には唐木ゼミの教えがたっぷり詰め込まれているんです。
この本を読めば、下記のような「文章力を付けるポイント」が学べますよ!
◆文章力を付けるポイントが分かります
Amazon商品の説明より引用
・地図を調べてから出かける
・悩まず書くために「プラモデル」を準備する
・「サビ頭」構成を基本形にする
・音読と黙読で読み返す
・体言止めは読者に負担を与える
・完読のためにスピード感を調節する
「新しい文章力の教室」の内容は?
「内容はどんな感じ?」と気になっているあなたのために、内容を少し紹介します。
Amazonの商品ページでは「試し読み」もできるので、気になる人はそちらもチェックしてみてくださいね。
(商品ページの画像をクリックすると試し読みできます)
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いきなり書き始めてはいけない
この本は「いきなり書き始めてはいけない」というポイントからはじまります。
書き始める前に、
- 何について書くのか
- どれくらい書くのか
をしっかり決めてから書き始めることが大切なんです。
「あ!いつもいきなり書き始めちゃってる」「下書きは面倒だからWordPressにそのまま書いている」という人も多いのではないでしょうか?
はい、以前の(書けなかった)私もいきなりWordPresに書き始めていました。
考えがまとまらないままいきなり書き始めても、そりゃ書けませんよね……(汗)
良い文章とは
この本では、良い文章を「完読される文章」と定義しています。
芸術的な美しい文章ではなく、誰でも読みやすく最後まで読んでもらうための文章です。
ライターは「読者が最後まで読んでくれる」ことを目指しましょう。
「完読される文章を書く」と目標を決めることで、何をどれくらい書くべきかが明確になりますよ。
本の中では、完読される文章を「間食されるラーメン」に例えて説明してくれています。
イメージしやすいラーメンに置き換えることで、完読される文章がイメージしやすくなります。
ラーメンなら、誰でもイメージできますよね♪
「完読される文章」という目標を見失いそうになったら、おいしく間食できるラーメンを思い出しましょう。
読みながらお腹が空いてきました……(笑)
作文を〇〇に例えて説明
この本では、誰でもイメージしやすいものに例えて説明してくれているのが特徴。
噛み砕いて説明してくれることで、文章を書くためのコツがスッと頭に入ってきますよ。
ラーメンの他にも、作文を「プラモデル」に例えて説明してくれています。
プラモデルを作ったことがある人なら、イメージしやすそう!
私はプラモデルを作ったことがないため、子どもたちがよく遊んでいる「レゴ(LEGO)」をイメージしながら読んでいました。
「プラモデルは作ったことがない」という人は、レゴ(LEGO)やIKEAの家具でイメージすると分かりやすいかもしれません。
書き始める前に構造シートをつくろう
1日に5~15本の記事を書くナタリーの記者たちは、1記事を書きあげるのにかなりのスピードが要求されます。
彼らが研修でトレーニングするのが「構造シート」をつくること。
構造シートを事前につくっておくことで、スラスラ書き始めることができるんですね。
本の中では、構造シートの書き方についても詳しく紹介してくれています。
シートの書き方については本で確認してほしいのですが、大切なのは「シートは手書きで書く」こと。
「え~、手書き?メンドクサイ……」と思うかもしれませんが、何度も繰り返して書くことでコツがわかり、ある日突然手が早くなるそう。
最初は難しそうですが、構造シートがササッと書けるようになれば記事を書くのも早くなりそうですよね。
私も本を読んでから、毎回記事を書く前には構造シートを書くようにしています。
まだ構造シートをササッと書けるところまではいっていませんが、記事を書くスピードはかなり上がりました!
具体的な「文章を磨く方法」もたっぷり掲載
本の大部分を占めているのが、文章を磨くための具体的な方法。
チャプター16から63まで、具体的なテクニックが掲載されています。
たとえばこんな感じ↓
各項目について、悪い例とよい例について解説されています。
私がWebライティング講座で学んだ内容も多く含まれていたので、この部分をしっかり読んで実践するだけでもかなり読みやすい文章が書けるようになると思います。
ただ、かなり多くの「文章を磨く方法」が掲載されているので、最初からすべてを取り入れるのは難しそう。
取り入れやすいものから少しずつ取り入れてくのが良さそうです。
さらに上級テクニックも
読みやすい文章を書くだけのテクニックだけでなく、最後には以下の内容も含まれています。
- インタビュー記事の書き方
- 感想文やレビューの書き方
- 長い文章を書くときのコツ
- 企画書やレイアウトの考え方
Webライティングの基礎を学びたい人から応用も学びたい人まで、「新しい文章力の教室」はかなり参考になる一冊です。
「Webライティング講座を受けてみたいけど、高くて手が出ない……」という人にもおすすめ。
まずはこの本でライティングの基礎を学んでみてはいかがでしょうか?
「新しい文章力の教室」は文章が書けない人・時間がかかってしまう人におすすめの本です
文章が書けない人、文章を書いてもつたわらない人にとって「新しい文章力の教室」はかなりおすすめのライティング本です。
書き始める前に「構造シート」を書く習慣をつけることで、完読してもらえる読みやすい文章が書けるようになりますよ!
「読みやすい文章・伝わる文章が書きたい」という人は、ぜひ一度読んでみてくださいね。
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